企業・事業再生

企業・事業再生

Portrait of 渡部 高士
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東京オフィス, 東アジア
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企業・事業再生の第一歩は、「短期収益改善、コスト・人材の流出防止」にあります。いかに早くキャッシュの流出を止め、利益を搾り出すかが生き残りの大前提です。しかしながら、事業縮小・撤退・売却だけでなく、再成長に導く事業モデルの変革を実現することが真の企業・事業再生には不可欠です。

ローランド・ベルガーは、1000件を超える再生案件の支援実績から、計画策定だけでなく、危機意識を醸成することで、戦略を自走して実行し、自律的に変革を行う体制作り、取り組み状況を見える化し、その内容・プロセスを進化させる仕組み作りを実現します。

プロジェクト事例

国内産業機器メーカーにおけるバリューアップに向けたオペレーション改善・組織改善の支援

過去の成功体験に囚われ、作れば売れるというメーカー側の論理で走りつづけてきたアパレルメーカーA社。縮小する対象市場への対応がとれずに、売上が減少、赤字転落に。その後、債権処理が行われ、スポンサー企業による再生が決定。早期の収益改善、今後の成長エンジンの立ち上げを見据えた戦略を構築すべく、ローランド・ベルガーにプロジェクトを依頼。 ローランド・ベルガーは再生に向けた5ステップアプローチを適用しプロジェクトを遂行した。

①「ファクトブック」作成: 約50件程度の社内インタビューを行い、オペレーションプロセスにおける無駄や敗因要素の徹底的な洗い出しを実施。同時に社内に眠っている膨大なデータの定量分析を行った。その結果、個品P/Lがなく、収益責任が不明確なことが原因となって赤字商品が放置されていたことが明らかになった。また企画から販売までの業務プロセスにも無駄が存在することが判明。

②「クィックウィン」設計:店舗の採算分析を行い、不採算店舗閉鎖を提案し、閉鎖による収益性インパクトを試算。工場視察を通じ、企画・生産体制の見直しも行った。さらに「止血」への打ち手として、店舗閉鎖検討、赤字販売チャネルの見直しを行い、在庫処分による現金化を目指した。

③「ゴールセット」:全社的なオペレーション改善、及び管理部門の改善に向けた施策、及び事業ごとの施策を積み上げ、5ヵ年計画を策定。その中では、消費者調査に基づき、勝てる分野への選択と集中を提言した。そして、個別の売上改善、コスト削減の目標ラインを設定し、今後の成長に向けた新規事業領域の特定も行った。

④「ロードマップ」設計:全社横断的な部門及び事業部双方の視点から、あるべき姿に向けた現場レベルでの具体的改善策、体制を構築。まず着手すべき短期的な施策を明らかにした上で、それを具体的な行動レベル(誰が、何を、いつまで)にまで落とし込んだ。

⑤「インプリメンテーション」: 業務プロセスの改善、人事評価制度など複数のクロスファンクショナルチーム(CFT)を設立し、その運営を側面支援、クライアントの主体的活動を重視しつつ、コア人材を巻き込みながら戦略遂行の実現性を担保。

弊社と共同で策定した戦略に沿って、A社は既に具体的な活動に着手している。基幹事業も黒字転換し、新規事業の立上がりも順調で、全社売上への貢献も期待が持てる状況となった。また、全社的な事業ポートフォリオの再構築を目指して、不採算分の撤退にむけた検討も同時に進んでいる。現在では、CFTメンバーを中心に現場レベルでの改善も進み、A社は再生の軌道に乗りつつある。

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