自動車

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Portrait of 長島 聡
代表取締役社長 シニアパートナー
東京オフィス, 東アジア
+81 3 3587-6660

完成車メーカーは、繋がる・環境など車の新たな付加価値創出、標準化によるスケールメリット追求、新興国など成長市場の取り込みの実現に向け、ものづくり変革や不確実性マネジメントといった新たな取り組みが求められています。部品メーカーも、多様なニーズと低コストの両立を能動的に解決するため、長期的な事業ロードマップの策定と紐づく付加価値の明確化や全業務の整合性担保、迅速且つ的確な意思決定の仕組みづくりが必要となります。ファンドや商社も、提携や業界再編などの事業機会が増えます。

ローランド・ベルガーは、車を取り巻く多様な企業に、徹底した議論を通じて「クライアントが自ら実行したいと思える戦略」の策定を支援します。

プロジェクト事例

電装品メーカーの戦略策定

電子制御の急速な進展に伴い、自動車部品において電装品の占める割合が高まってきている。自動車におけるこれからの技術革新の90%はエレクトロニクスによってもたらされるという予測もあり、その重要性が今後も高まっていくことには疑いがない。市場の継続した伸長が約束されており、電装品メーカーにとっては売上拡大の好機であるが、一方では様々な問題が生じている。自動車に搭載するECUの増大が、電子システムとしての自動車の複雑性を累乗的に増加させ、開発の遅れやリコールの増大、開発人員不足などの問題を引き起こしている。とりわけソフトウエア開発の重要性が飛躍的に上昇し、ソフトウエアの適切な品質・プロセス管理が難しくなてきている。

このような背景の下、電装品メーカーA社は今後の成長をソフトウエアの品質やプロセス管理の強化だけで担保することは困難と判断し、全社戦略の見直しに着手した。

支援の依頼を受けたローランド・ベルガーでは車載ソフトウエアの現状の問題を整理し、今後の動向について分析し、シナリオを策定した。まずは現状の問題を洗い出し、その問題の多くは自動車メーカーの脆弱なシステム・アーキテクチャによって引き起こされていることを明らかにした。その上で、車載ソフトウエア増大の歴史をひもとき、ワイヤーハーネスの重量削減を目指したネットワーク化において、車両システムとしての視点が欠如していたことから、脆弱なシステム・アーキテクチャが構成された流れを確認し、今後のシステム・アーキテクチャの動向を展望した。今後の動向における大きな論点として標準化を取り上げ、AUTOSARやJASPERなどの動向や、各社の考え方や取り組みなどから3つのシナリオを策定し、各シナリオにおける部品メーカーとしての基本的な戦略を策定した。

戦略の検討にあたっては、ローランド・ベルガーで実施したグローバル・スタディ「部品メーカーの将来」の成果を活用し、部品メーカーが取るべき3つのポジションである、システム・インテグレーター、テクノロジー・サテライト、プロセス・サテライトの車載ソフトウエアにおける適用を試みた。

基本的な戦略を踏まえた上で、システム分野を再定義し、各システム分野における成長性、革新性、A社の競争力、標準化進展のシナリオなどを評価し、システム分野ごとの戦略に落とし込んだ。戦略の落とし込みにあたっては従来の部品ビジネスとソフトウエアビジネスの違いを明確にし、未確立の車載ソフトウエアのビジネスモデル構築の道筋も明らかにした。

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