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【視点125号】
クロスボーダーM&Aの成功に向けて

2017年12月7日

国内市場の成熟化に伴い、日本企業が海外企業を買収し成長を目指す、いわゆるクロスボーダーのM&Aが増加している。ボーダレスに市場が進展し、国境を越えて戦いが繰り広げられる中、M&Aは一つの有効な手段である。買うか買われるか、という時代ではなく、未来を構想し、互いに協力して価値を創出するよきパートナをいち早く見つけ組んでいくことが勝ち残りの要件になってくるのではないだろうか。文化やビジネスプロセスの違い等、海外企業相手のM&Aは難易度が高いが、失敗に懲りて立ち止まるのではなく、自社他社の失敗などからしっかりと学び、恐れることなく取り組むべきテーマである。

本稿では、クロスボーダーM&Aにおける、失敗の要因を分析するとともに、成功確率をあげるためのポイントを紹介する。

  • 1. 戦略なきM&Aは失敗する!

案件持込対応の前にショートリスト化

  • 2. 検討期間は冷静さを失うな!

客観的な事業精査の重要性と合理的なシナジー検討

  • 3. 買収後が本番!

PMI(統合支援)へのリソース配分と方法論

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【視点125号】
クロスボーダーM&Aの成功に向けて

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Published 12月 2017. Available in