BDD・M&A・PMI

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Portrait of 米田 寿治
執行役員 シニアパートナー
東京オフィス, 東アジア
+81 3 3587-6660

現在の産業界では、市場の成熟化が進み、新興国も含む企業間競争の激しさが一層増し、企業の淘汰が加速し、成長を持続させることの難しさはいよいよ増しています。こうした厳しい経営環境下において、スケールメリットの追求、事業の多角化、海外への進出、新たな経営資源の獲得など、非連続な成長を実現するための手段として、M&Aの持つ重要性は一層高まっています。一方で、M&Aを実施した多くの企業が、「期待していた効果がでない」、「企業文化の違いが大きすぎる」といった問題を抱えており、M&Aの活用による成長を享受できていないのが実態です。

ローランド・ベルガーでは、M&A成功のためには、ディール前の「M&A戦略策定」およびディール後の「統合(PMI:Post Merger Integration)マネジメント」の二つが鍵だと位置づけています。

M&A検討の初期段階において、M&Aの目的を明確に定義しておく事は極めて重要です。企業の全社戦略上もしくは事業の個別戦略上のM&Aの位置づけ・意義を明確に定める事が必須であり、これがスタート地点となり、またM&Aの検討を進めていく上で下さなければならない様々な意思決定の判断基準、拠りどころとなるのです。

また、企業文化・風土を初めとして、ビジネスモデル、組織形態、業務プロセスなどが異なる企業同士を、いかに素早く、現場の混乱を最小限に留めながら統合し、一つの会社に融合していくかも極めて重要であり、PMIマネジメントの巧拙が、M&Aの成否を分けるといっても過言ではありません。

ローランド・ベルガーのM&Aサービス

ローランド・ベルガー東京オフィスでは、M&Aに関わる豊富なプロジェクト経験を活かし、M&A戦略策定、ディール実行からPMIに至る一連のM&Aプロセスをサポートします。

図: M&Aのプロセス(買収のケース)
図: M&Aのプロセス(買収のケース)

フェーズ毎の支援可能サービス

【Phase1: 戦略検討及び事前準備(Planning)】

・M&A戦略の策定
・M&Aターゲット企業の選定
・候補案件の経済合理性等、初期的評価
・買収・統合シナジー効果の算定
・ターゲット企業へのコンタクト支援

【Phase2: ディール実行(Execution)】

・ディールマネジメント
・交渉サポート
・企業価値評価
・取引スキームの検討
・ビジネスデューデリジェンス
・企業・事業売却プロセスのマネジメント(売却のケース)

(注)上記の内、専門性の観点から一部提供可能なサービスに制約がある場合がございます。詳しくは弊社担当までお問い合わせください。

【Phase3: M&A後の統合(Integration)】

・統合プラン策定(統合マスタープラン、100日プラン、Day1プランなど)
・中期経営計画策定
・統合プロジェクトマネジメント(統合準備委員会のプロジェクト管理支援)
・統合シナジー効果のモニタリング
・コミュニケーション支援
・戦略、オペレーション、チェンジマネジメント(企業風土改革)、営業、マーケティング、組織、経営管理、財務、ITなど、各種統合課題の実行のためのコンサルティング

ローランド・ベルガーのM&Aサービスの強み

実行可能性を考慮したM&A戦略及び統合プラン策定支援

M&Aアドバイザリー、ビジネスデューデリジェンス及びPMIマネジメント経験者で構成されるコンサルティングチームを組成し、PMIで起こりうる問題点を踏まえたプロアクティブなプロジェクト遂行を心がけております。

現場での豊富なハンズオンデリバリー経験

「現場主義」を特色とする弊社では、企業再生など、コンサルティングプロジェクトにおける豊富な現場改革経験やハンズオンでのプロジェクト経験を活かし、クライアントと一体となったプロジェクト支援を実施しております。

国内・海外のさまざまな業界に関する知見

ローランド・ベルガーのグローバルネットワークを活用し、クライアントのM&A戦略立案や買収後の経営に役立つ、さまざまな業界動向やグローバル経営のベストプラクティスに関する知見を提供します。

プロジェクト事例

エネルギー会社の事業統合の経済合理性評価、交渉戦略の助言及びクロージングまでのタスク策定支援

国内市場の成熟化、企業数の多さに起因する非効率・過当競争により業界再編が起きつつあるエネルギー市場において、A社は業界中堅プレイヤーのB社、C社との事業統合を検討していた。しかし、B社・C社のどちらと組むべきか?、または3社連合を目指すべきか?、事業統合によって創出されるメリットはどの程度か?、リスクはないのか?など、短期間で検討し方向性を打ち出さなければならない事が多岐に亘っていた。そこで、A社は、事業統合後の戦略を見据えた上でのメリット・リスクの評価および交渉戦略を構築すべく、ローランド・ベルガーにプロジェクトを依頼した。 ローランド・ベルガーは、経済合理性、リスクの客観的な評価に基づく交渉の優先順位の決定、具体的な交渉支援、事業統合後のマスタープランの策定までを含めた、プロジェクトを遂行した。

①事業統合によるメリット・統合シナジーの客観的評価:B社、C社と事業統合した場合に創出されるメリット及び統合シナジーを定量面、定性面双方から客観的な評価を実施。技術開発、製造、調達、営業、マーケティング、本社機能といったサプライチェーン、バリューチェーン毎に検証を行い、売上増加、コスト削減双方で創出されるメリットを洗い出し評価。結果として、A社は、展開地域の補完性が高く、コスト削減の創出可能性が高いB社との事業統合がメリット面では優先と判断した。

②事業統合のデメリット・想定しうるリスクの洗い出し:一方、事業を統合することによって生じるデメリットについても検証。特に、コスト増加に繋がる要素については定量的に把握。また、マーケットレピュテーションの低下、風土・文化の違いによる統合後の混乱、顧客の離反など、想定されるリスクについても洗い出しを行い、発生した場合のインパクトの把握と、取るべき対応策を明確化。C社と事業統合した場合は、一部顧客からの評判が著しく低下し、最悪の場合は顧客喪失に繋がるリスクが判明。事業統合によるメリット、デメリット、リスクを総合的に判断した上で、B社との事業統合を目指す事で方向性を固める。

③B社との交渉支援:B社と事業統合の交渉を進めていくにあたって、基本合意、最終合意、事業統合実施(Day0)までのロードマップの策定。それぞれのマイルストーン(基本合意締結、最終合意締結…)までに検証しなければならない項目の洗い出し、条件交渉をしなければならない項目の洗い出し、条件交渉時に譲れる項目/譲れない項目の設定、合意書に盛り込むべき内容の洗い出し等、クロージングまでの詳細なタスクを策定。

④統合マスタープランの策定:B社との事業統合が実現した後を見据え、Day0以降の速やかな両社の事業統合(PMI)を実現するための「統合マスタープラン」を策定。①ビジョン/戦略、②マネジメント、③統合シナジー、④組織・体制、⑤人事、⑥業務プロセス、⑦リスクマネジメント、⑧コミュニケーションプランの8領域において、具体的なアクションプランを策定。Day0から1年でPMIをやり切るプランを策定。

弊社と策定した交渉戦略に沿ってA社は、B社と事業統合の交渉を進め、最終的にB社と事業統合に関する最終合意を締結し、事業統合を実施した。その後は、「統合マスタープラン」に基づいたPMIを確実に実行し、組織の混乱なく、当初描いていた統合メリットの創出を実現した。現在A社は、非連続な成長を実現すべく、更なる業界再編を仕掛けようとしている。

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