私たちローランド・ベルガーが中途入社の方々に期待することは、これまでの社会での経験を通じて培われた考える力や分析する力、知識、ノウハウを最大限活用し、ビジネス経験者ならではの視点を持ったコンサルタントとして活躍していただくことです。もちろん、コンサルタントとしての仕事は通常の事業会社での仕事とは大きく異なります。これまでに身に付けてきた考え方や仕事の進め方が通用しないことも多々あることは事実です。ある部分では、一からコンサルタントとしての働き方を学んでいただかなければならないでしょう。しかし、ビジネスパーソンとして活躍されてきたその経験は、非常に貴重なものであり、クライアントに対してより高い価値を提供するために必要なものだと私たちは考えています。
そして、経験と同じく重要なことは、コンサルタントとして自分を成長させたい、というあなたの“強い意志”や“向上心”です。いくら豊富な経験を持っていても、それを武器にコンサルタントとして成長しようという気持ちがなければコンサルタントとして働くことは難しいでしょう。既に述べたように、中途入社の皆さんがコンサルタントとして働いていくうえでは、乗り越えていかなくてはならない壁が存在します。それらの壁を乗り越えてコンサルタントとして成長できるか否かは、皆さんの意思にかかっています。
“柔軟性”と“スピード感”も重要です。時には今までのやり方を変えざるを得ないこともあるでしょう。考え方や仕事の進め方など、今まで体得してきたものを否定されることもあるかもしれません。そうした場合にいかに柔軟に自分を変えていけるか。これも中途入社の皆さんに求められる重要な資質です。自分のこれまでの経験や強みの中で、どこを伸ばし、どこは変えていかなければならないのか。そうした点を素早く見極めて柔軟に変化していくことが求められます。
また、コンサルタントの時間軸は、通常の企業の時間軸の数倍早いと言われます。これまでの時間に対する感覚を捨て去り、いかにコンサルタントしての時間感覚に馴染んでいけるか。こうした“スピード感”に対する肌感覚を身に付けていくことも大切です。
このように、ローランド・ベルガーには、ビジネスパーソンとして活躍されている皆さんに大きな活躍の場が用意されていると同時に、そこに至るまでの過程で自分自身をギリギリと鍛え、さらに高い段階へと自分自身を成長させることのできる環境があります。
今の仕事ではこれ以上の成長は難しいと感じられている方、自分自身を追い込んで更なる成長を目指してみたい方、これまでの経験を生かしてクライアントに新たな価値を提供したいと思われる方、そしてもちろんコンサルタントという仕事に関心をお持ちの方、ぜひローランド・ベルガーの門を叩いてみてください。